腕時計の収納方法を解説!自動巻き時計の保管法やケースの必要性も紹介

腕時計は自動巻きやクォーツなど、種類ごとに適切な保管方法があります。

今回は種類ごとの保管法や収納場所を選ぶ際の注意点などを解説しているので、保管場所に迷っている方は是非参考にしてください。

※本サイトにはプロモーションが含まれています。

腕時計を収納する時に注意すべき点は4つ!

1.直射日光は避けて保管

ソーラー時計なら日光をあてて充電する必要がありますが、それ以外の時計を保管する際は直射日光のあたらない所を選ぶようにしましょう。

日光にあたるとベルトや文字盤が褪色してしまうため、見栄えも悪くなってしまいます。

また、レザーベルトの場合は素材の乾燥にも繋がり、本来よりカサカサした状態になってしまうので注意です。

見た目の印象もイマイチになってしまうので、日焼けしてしまったレザーベルトにはレザークリームを塗ってケアするようにしましょう。

2.磁気の影響を受ける場所には置かない

近年では磁気に耐性のある時計も開発されていますが、基本的に時計は磁気に弱くムーブメントの歯車などが狂ってしまいます。

そのため、テレビ、電子レンジといった家電製品など、磁気を発する物の近くには長時間置かないように注意しましょう。

特にクォーツ時計は磁気の影響を受けやすいので、保管場所には気を付けて下さい。

また、見落とされがちですがスマホも磁気を発しているので同じ場所での保管は避けるようにしましょう。

3.高温多湿な場所はNG

時計の保管に適した気温は5℃~35℃と言われており、温度や湿度が高すぎる場所だとムーブメントの金属が縮小・膨張する恐れがあるため注意です。

特に機械式の時計だと摩擦抵抗を増やすことになり、腕時計の寿命を縮める原因にもなってしまいます。

低温の場合は時刻が進みがちになり、高温の場合は遅れがちになるので、保管した際に時計にズレが生じていたら収納場所を変えることも考えましょう。

また、ダイバーズウォッチのような防水性のある時計でも、サウナで使用したり熱いシャワーをかけると潤滑油が流れてしまうこともありえます。

時計の種類問わずに保管の際は高温多湿な場所を避けるようにしてください。

4.保管アイテムを有効活用する

ただ時計を机の中などにしまっておくよりも、腕時計専用のケースに収納しておいた方が埃や衝撃から時計を守ることができるのでオススメです。

また、腕時計の保管ケースには時計を巻き付けるためのクッションがあり、時計に適切な状態での保管が可能なため裏蓋の刻印などを綺麗に保てます。

複数本お気に入りの時計があるなら、コレクションボックスを用意してまとめて収納しておくのもありです。

保管前にしておくべきことを時計の種類ごとに解説!

機械式時計の保管方法

手巻きや自動巻きの時計を保管する場合、常に時計を動かしていた方が精度が安定します。

毎日使用しているならゼンマイを巻き上げる必要はありませんが、週末だけ使う人や、複数本をローテーションしている場合は時計が止まってしまう可能性があるので、ワインディングマシンを使用するのがおすすめです。

ワインディングマシンなら電源を入れておくだけでゼンマイを自動に巻き上げてくれるので、いざ使おうと思った時に時計が遅れたり、動かなくなっている心配がありません。

長期間使用せずに保管していると、ムーブメントの潤滑油が固まって故障の原因にもなるため、機械式時計を長持ちさせるためにも、保管の際はワインディングマシンを使うのが賢明です。

クォーツ式時計の保管方法

クォーツ式時計は長期間電池を入れたまま保管しておくと、電池の液漏れを起こす可能性があり危険です。

液漏れは時計の内部の金属や文字盤を錆びさせるうえに、修理も大変になるため長期間保管しておくなら必ず電池は抜いておきましょう。

電池が切れてから2~3ヶ月程なら液漏れ心配をする必要はありませんが、長い間使わないことが分かっている腕時計なら電池は抜いておく、もしくは新しい物に交換して電池が切れないようにすることが大切です。

また、電池を交換するまではなるべく涼しい環境で保管し続けるように心掛けましょう。

ソーラー時計の保管方法

ソーラー時計は光を電気エネルギーに換えて動いているため、暗い場所に保管し続けると時計が完全に止まってしまうこともあります。

頻繁に身に着けない時計でも、ソーラーなら定期的に日光や電気にあてて発電させるようにしましょう。

長い期間光にあてずに保管しておくと、日光にあてただけでは復活せずに修理に出す必要が出てきます。

毎日でなくても良いので、気付いた時には窓辺に置いて日光をあてるように心掛けてください。

↑PAGE TOP